2011.3.13 追加しました!

エコ箸活動

今年度も社会運動の一つとしてエコ活動キャンペーンを推進します。
今年度は「北海道の森や木」について取り上げていきます。

北海道の森林面積は約558万ヘクタール。総面積の約8割が森林という、森林王国です。
その豊かな森や林から北海道の大地は成り立ち、たくさんの恩恵を受けながら私たちは生活をしています。しかし、北海道の森林も荒廃が進んでいるといわれている状況です。
われわれも身近なところから森林の大切さを考えるとともに、地域にある森林や林に目をむけ、自然の循環を意識してみましょう。

【道産子ならば、北海道産の木「道産材」を使いたい】

北海道内でも、住宅や家具、楽器、木工製品などなど、身近なものから大きな構造物まで、さまざまな形で北海道産の木「道産材」が利用されています。しかしながら、大量の外国材輸入により地域材の利用はどんどん落ちこんでいる現状にあります。またそれに伴って、林産業も衰退の一途を辿り、森林の荒廃も進むという悪循環が続いています。
 地産地消は農業だけでなく、林業でも同じこと。木材自給率を上げるためにも、「北海道で育まれた木をどんどん使う」ということを意識してみたいものです。

【身近な割り箸から考える】

私たちが一番身近で、一番利用している木。居酒屋で、コンビニで、お弁当で利用するもの…。そう、「割り箸」です。
日本人は1人あたり年間約200膳の割り箸を使っているといわれています。これは1~2日で1膳使っている計算になります。主に、飲食店が65%、お弁当が15%、家庭が20%ということで、私たちもかなり使っています。しかし、私たちが使っている割り箸のほとんどが輸入品。日本の割り箸の98%は中国などからの輸入品で、安い価格で大量の割り箸が出回っています。
この割り箸の一部を、私たちの身近な道産材でできたものにかえてみたら…。ちょっとだけ考えてみましょう。

例えば、家庭で使う約20%の割り箸を道産材のものにかえてみる。ほんの小さな動きですが、これが北海道全体に広がれば大きな影響を生みます。需要が増えれば、供給量も増える。木材消費が増えることが、北海道の森の荒廃を防ぐことにつながります。
実は、北海道はかつて割り箸の一大生産地であったそう。輸入割り箸との兼ね合いもあり、割り箸工場は激減しましたが、現在もがんばっている事業所もほんのわずかですがまだあるんです。北海道に素晴らしい割り箸があるならば、北海道のものを少しずつでも使っていきたいですよね。

【道産材の割り箸を使ってみました】

7月3、4日に空知管内栗山町、岩見沢市、長沼町で行なわれた第61回全道青年大会と、8月8、9日に上川管内上富良野町で開催された第38回北海道青年祭の交歓会では、道産材の割り箸を使いました。
網走管内の北見市青年団体連絡協議会が地元でのPR用に作った道産トドマツの割り箸を提供していただいたので、両大会の実行委員会に協力してもらい交歓会の箸として使用しました。交歓会の中では、割り箸についてのアピールもありました。

今回使用した割り箸は北海道のトドマツを使った天削(てんそげ)というタイプの割り箸です。東京や大阪では高級料亭や割烹でも使われる白くて美しい高級割り箸だそう。木のいい香りがする割り箸で、北見市留辺蘂町で作られたものです。
<割り箸屋さんHP   http://www.waribashi-hokkaido.com/index.htm


2011.3.13 追加!

【道産割り箸は本当に高いのか!?】

一膳約10円の道産割り箸。
「一回の使い捨て」と考えると割高に感じるかもしれない。しかし、本当にそうだろうか。
割り箸の原料は製材のときに出る端材などを利用することが多く、木材を無駄なく使うという日本人の知恵から生まれたもの。箸文化の日本で、ものを大切にする日本人がだからこそできたのが割り箸です。そんな割り箸がどんどん輸入品に押されている状況を少しでも変えるには、どんどん国産の割り箸を使うしかありません。家庭ではくり返し何度も使えるほど、品質と使い心地のいい国産割り箸。北海道に住む私たちなら、道産割り箸を日常的に利用し、それを支援することで北海道の森づくりを応援することにもつながると考えると、単純に値段が高い!とは言えないのではないでしょうか。

【使った割り箸の行き着く先は?】

使い終わった割り箸。
もちろん、燃やすゴミとしてゴミ袋に入れ、ゴミの日にだす人がほとんどですね。木でできている割り箸の最大の利点は、「燃やすと形がなくなり自然に還る」ところです。その特性を生かして、経木などを使った木製のパッケージや紙皿ならぬ木皿なども作られています。あえて、使い捨てにして自然に還すんです。しかし、近年大量に出回っているプラスチック製品やプラスチックのマイ箸では、この「燃やして自然に還す」ということができません。
割り箸の「使い捨て」が“良くないこと”のような意見がありますが、本当にそうなのでしょうか。北海道全体の環境や森の循環を考えてみれば、そうではないということが見えてくるでしょう。
『割り箸はもったいない?食卓からみた森林問題』(ちくま新書)
田中淳夫/著 筑摩書房
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4480063641.html
→日本の森林のこと、そして日本文化として割り箸のことを深めるためにわかりやすい一冊です。参考になりますよ。

【割り箸も木だよ】

割り箸の2次利用の可能性として。
北海道にも工場がある製紙会社「王子製紙」では、「割り箸回収運動」を行なっているのをご存知ですか。使い終わった割り箸を回収して、紙の原料の一部として再利用し、コピー用紙や上質紙、印刷紙、ポスター、ティッシュなどに生まれ変わるのだそう。
実際には割り箸だけを原料に紙を作ることはないということですが、割り箸だけで紙製品を作ったとすると…
・割り箸3膳(6本) → はがき1枚、又は、A4サイズのコピー用紙1枚
・割り箸10kg(2500膳) → ボックスティッシュ15箱
になるそうです。
割り箸も木。そう考えると、大切な資源です。このような回収の取り組みもあるんですよ。
王子製紙HP http://www.ojipaper.co.jp/index.shtml(文化・社会活動)

【日本の森に元気を】

かつて、毎日の生活の中で燃料や日用品として豊富に使われてきた日本の木ですが、生活様式の変化などによって使われることが少なくなってきました。その結果、森林の約4割を占める人工林の中には、手入れが行き届かないものが増えています。間伐を行なっていない人工林は、みるみるやせた木になり、水を蓄えて土を保つという森林本来の力が衰え、土砂崩れなどの原因にもなるそう。
いま、地球温暖化が世界でも深刻な問題となっています。CO2を排出しない環境づくりとともに、森林によるCO2の吸収をより高めることで、温暖化の抑制効果が期待できるといいます。CO2をたっぷり吸収する元気な森を育てるためにも、植える→育てる→収穫する→上手に使うという森の循環を作ることが必要なのです。

【間伐材の利用の大切さ】

苗木を植え、使える大きさの木に育てるには約50年かかるといわれています。活発に成長する20年~30年頃がもっとも多くのCO2を吸収しますが、その後はCO2吸収量が徐々に減っていきます。50年の間、森林を育てるために必要なお金は、間伐材や生長した木材の販売で賄われます。しかし、現在の木材の国内自給率は2割程度に過ぎません。
生長した木材や間伐材をどんどん利用し、森林を育てる資金を集め、そしてまた新しい苗木を植え育てるというサイクルを促進することは非常に大事なこと。特に、「木材の利用」というのが重要で、現在の森林の荒廃や林業の衰退の原因もここに要因があるといわれます。
北海道の間伐材利用は、住宅建材や土木資材、家具などへの利用が多いようですが、実はわれわれの知らないところでもさまざまな利用がされています。木が使われない時代だからこそ、間伐材にいかに付加価値をつけるかがポイントのようです。
おもしろい間伐材の利用として。高知県にある馬路村では杉の間伐材を使った木のバッグを作っています。こういったアイデアは、北海道の間伐材利用を考えるヒントになるかもしれませんね。
エコアス馬路村 モナッカ http://www.ecoasu.co.jp/index.htm

【まず、できることから】

私たちにできること。それは、日々の生活で「道産材」や「間伐材」の意識してみることではないでしょうか。いつも使っているものを北海道産にしてみる。間伐材にしてみる。それだったら、私たちでも日常のちょっとしたころから始められるはずです。
森林とふるさとを元気にする地材地消 http://www.woodplaza.or.jp/chizaichisyo/index.html

エコキャップ運動経過報告

第37回北海道青年祭実行委員会より、キャップ60個をいただきました。ありがとうございました。
7月12日までに約850個のキャップが集まりました。

エコ活動キャンペーン

エコキャップ運動は、「ペットボトルのキャップを集め、世界の子供たちにワクチンを届ける」という取り組みです。日常生活の中でよく使うペットボトルのキャップを集めることは地域でも始めやすく、準備がなくても今すぐにできます。今年度、道青協ではエコ活動キャンペーンの一環として取り組んでいきます。


再資源化すれば環境にも優しい

キャップはそのまま捨てれば一般ゴミとして焼却されてCO2の発生源になり、また埋め立て処分されると土壌を汚染し、地球環境にも悪影響を及ぼすことになります。
たとえば、キャップがゴミとして焼却されると400個で約3150gのCO2が発生します。
キャップを分別回収すれば、資源を再活用化ができ、ゴミの削除、CO2発生の抑制にもつながります。

道青館食堂にエコキャップ入れを設置しています。飲み終わったら、キャップを入れてください(できれば洗ってから…)  
もし加盟団で集まりましたら理事会の時にお持ちくださるとうれしいです。

キャップ回収が子供たちの命を救う

ペットボトルのキャップはPP(ポリプロピレン)でできており、質の高い素材として再資源化されます。集めたキャップはリサイクル業者に引き取ってもらい、その売却益で世界の子供たちにワクチンを届けています。
キャップは400個で10円になります。たとえば、ポリオワクチンは一人分20円なので、800個で一人の子どもの命が救えることになります。
エコキャップ推進協会