KwAの飼育室






脱走幼虫2頭をブローに移動するついでに、ルアーケースの16頭をとうとう暴いてみました。
何頭かは姿が見えていて、ほぼ全部大丈夫かなあとは思っていたのですが、8ヶ月以上ルアーケースの100CC以下のマットで飼育していたのに(m(__)m)、★にならずにすべて元気でした。



ただし、小さい!!計測するまでもないようなサイズです。これは、(3齢に)加齢したけど栄養不足で小さいのか、それとも2齢なのか。。。と思っていると、ちょうど脱皮したての1頭を発見!この1頭から推測するに、16頭中、4頭が3齢、残り12頭が2齢だと思います。

通常、9月に孵化した幼虫は、年末か、遅くとも年明けには3齢に到達するというのが、我が家でのパターンですから、このグループはほぼ半年分ほど、成育が遅れているということになります。原因としては、
1)マットが少量
2)低温飼育(12〜18度)である
3)乾燥による水分不足

この3点があげられます。ルアーケースは、外側の比較的乾燥が進んだブロックより、内側の多少湿度が保たれているブロックの方が、マットを食べた形跡があります。ただ、幼虫の個体差は統計できるほど顕著ではないので、どちらも栄養摂取量はさほど違わないのだと思います。
また、同時孵化で、即時プリンカップに移動して飼育していたグループでも、3齢のわりと大きめ(4g程度)のもいれば、まだ2齢なりたてといった極小幼虫もいます。マットはきのこマットですし、プリンカップのサイズ(マットの量)の違いに比例する個体差傾向もありませんので、どのような条件が発育差を生じさせているのかは定かではありません。
もしかしたら発生時期をずらす「種の保存のための羽化ズレ」という条件も関係しているのかも知れませんが。。。
[10] (2006/06/12(Mon) 10:11:25)

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