KwAの飼育室






9月2日土曜日。ホンゲン採集から帰宅して、最初にチェックしたのはゲンモ幼虫です。

予感的中。





これで2度目なのと、今日の採集の余韻、また既に1匹羽化していることもあって、前回ほどは落ち込みませんでしたが。。。それでも1匹は同じ1匹。またも★。。



幼虫のサイズは60ミリにやや満たないですが、体幅や色合いなどは充分です。
採集後10日目から、エサを仕留めても食べない、という行動が続きました。
さすがに2日も食べないとまた食餌するので安心していたのですが、おそらく採集10日目あたりで既に育ちきっていたのでしょう。

今回、当たり前の事柄ですが考えが及ばなかったこと、それは、

「幼虫がエサを捕らえるのは、目の前で動くものを捕らえるという本能(または条件反射?)によるものであって、必ずしも捕食行動とイコールではない」ということです。

(今朝与えたウグイも、やはり仕留めたまま水中に放置されていました。)

上陸セットも用をなしませんでした、というか登ってくれませんでした。カケアガリが急坂過ぎたとしか考えられません。毎日のように上陸させておいたのに水場に戻ってしまいましたから、これではお手上げです。

結果論としては、食餌をしなくなった10日目あたりから、強制上陸、しかも土(ビートモス)に穴を掘って幼虫を入れ、上から穴にフタをして一晩もしくは二晩様子を見る、という方法しかなかったと思います。

さて、これでゲンモ幼虫とは来シーズンまで会えません。
KwAの考えている「幼虫飼育のための専用便利ケース&改良上陸セット」の製作を、オフシーズンに進めようと思います。
[73] (2006/09/03(Sat) 20:41:53)

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