KwAの飼育室






山梨産オオクワ、やっと手をつけました。

実は無精して作業をずーっと伸ばし伸ばしにしていたんですが、先週のゼリー交換時、メスが完全なる死んだフリでアセらせてくれまして(なんせホントに触角さえぴくりともしないんだもん^^;)。やっとやる気になりました。メス1頭しか居ないし。
KwAがブリードしている、ただ1系統のオオクワです。

   *  *  *

ここから昔話。

KwAがクワガタを始めたばかりの頃、ネットで知り合ったSeeさんと言う方から頂いた2頭の幼虫(山梨産)。ペアのはずだったのですが、羽化したのは♀2頭^^;。しかし、
46mmと45mmという大変立派なサイズでした。

46mm♀、このメスが気が荒くて^^;。
ペアリングしようとすると、寄ってくる♂を攻撃して全然ダメ。オスの脚がメスに咬まれてバキバキバキッっとかいって。KwA「や、やめろーっ(TT」とか叫んで両者を分けようとするんですが、なかなか離れない。そのうちオスの逆襲にあってメスの体がバキバキバキッっとかいって(TT;。

結局、46mmの方はその後数度のペアリングも失敗。で、45mmの方を使うことにしました。こちらはあっさりハンペア成功。お相手は、みぶまるさんから譲って頂いた堂々72mm!!の韮崎産CBF1。

で、この2頭から生まれたのが8頭で、♂6♀2。当時のKwAはすべてを菌糸飼育する余裕がなかったので、マット分は極小やら、羽化不全やらで、結局マトモに残ったのは♂3♀1でした。

その中でも、63mmをブリード用にキープしました。
背中はちと羽化不全ぎみですが、大アゴはまずまず立派です。さすがみぶまるさんが御師匠からいただいた一族の末裔^^。


   *  *  *

んーと、ハナシが長かったですね(爆”)。ここまではKwAの備忘録です^^;


そんなわけで、我が家では、山梨産(韮崎系)オオクワと呼んでおります。
(ってか、KwAは長野の生まれってこともあり山梨産オオクワに親近感があって、姿形も好きだってだけで、韮崎産にこだわってるわけではないのですがね。)


さてさてブリードです。
まずは、小プラケでお見合い。

あれれ?メスがこれまた気が強いぞ。
あ、だめだって;;そんな角度で乗っかっちゃ、後脚がメスの格好のエジキに。。。バキバキバキッ!うわーッ(TT



。。。キリフキと蟹スプーンで何度もブレイク。ケース内は水浸しですよ^^;
それでも、メスはこいつ1頭ですから。何度もしつこくアプローチ。KwAはすっかり♂に感情移入。


で、なんとか交尾成功。あまり嬉しくて、いきなりフラッシュ焚いちゃったら、オスが驚いて離れてしまいました。ゴメン。





ドルクス系は普段は一度でもう終了させるのですが、今回は万全を期して3回交尾確認。

面白いですねえ。虫にも利き脚(?)ってあるのかな。このオスは必ず左側からアプローチします。メスが側面にへばりついて左側にスペースがないと、交尾できないでやんの(爆”)。





そんなこんなで中ケースに産卵木1本でセット。
[78] (2006/09/12(Tue) 11:17:49)

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