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2003/10/03 [金] 孵化実況など。

パプキン1stセット(幼虫4・卵5確認)を再度チェックしてみました。埋め戻した卵、1個しか孵化していませんでした。。。(現在、幼虫5)

アカアシ暴いてみましたが、生んでいる形跡なし。ちょっとはかじっているのですが産卵木。COVAさん情報をもとに、産卵木ごと別のケースに湿度低めでセットしなおしました。

スジ、まだ生んでいないみたい。セット変えた方がよいかも。。

タイワンミヤマ♀、地上に姿を現しました。符節全部とれてます。。

ミヤマ2ndケース、外からは1頭しか幼虫見えませんが、少し大きくなったみたい。暴きたいが。。。もすこし様子みましょう。
(ミヤマはなんとなくニュアンスわかるんですがねえ。ほかの産卵はなかなか様子つかめませんです。)


HBオオクワ幼虫6頭。菌糸ビンの4頭のうち3頭が蛹室をつくりはじめました。

そうそう、去年孵化ミヤマの残り幼虫(たしか2頭)のうち、1頭が蛹化しそうなそぶりを見せてます。わりと大きめの幼虫なのですがケースの底なのでちょっと危険。。とりあえずケースを横倒しにして様子見てます。

2003/10/05 [日] 卵みっけ。

サビカブ♀分けたっけ、2つめのケース(メスのみ)の方で卵発見!!
底に2つ見えます。さすが小さくてもカブトの卵。大きいす。

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タイワンミヤマ♀、こないだ符節全部とれてたので、もうダメだろうと覗いてみたら、なんとまた潜ってました。餌皿どかしたら姿が見えたので、まあもうそろそろかとは思うのですが。。

2003/10/07 [火] ラストミヤマ。

5頭のうちの最後の1頭が、ゆうべ落ちていたらしいです。

らしいです、というのは、下の娘(小2)が学校で飼っていたので。5頭のうちいちばん過酷な状況で暮らしていたはずなのに、いちばん長生きしました。同日同時刻に同じ木から採集された大きさもほぼ同じ、元気度も同じなのに、小学校の教室で休み時間毎にかまわれてた(しかもそのせいで符節がとれたりしたらしい)個体がいちばん長生きとは。。。うー。

2003/10/08 [水] ミヤマ3rdケースその後。

ミヤマ3rdケース(羽化不全の♂と最初の1頭系の♀。ともに別系統のWF1)のメスが落ちていました。後脚が1本なくなってました。ずっと潜ってたので望みはありますが、さて。

去年生まれでまだ幼虫をやっているミヤマは2頭いますが、最近メンテ不足です。羽化不全対策を考えなければ、このままだと高確立で問題がおきそう。だいぶ大きくなってます。2♂です。
というわけで、今日は詰め直しをしようと思います。黒土も併用しましょう。

最近注意力散漫です。気合いいれよっと。

2003/10/09 [木] ゼリースプリッター

一年一越になりそうな2頭のミヤマ幼虫。
COVAさんのアドバイスを受け、不全対策のため黒土を底面に詰めたケースに移動することにしました。週末作業にしようかとも思ったのですが、大きめの方の1頭が何やら不穏な動きを見せていたのであわてて今夜作業しました。

掘り返して計測してみると、14g。このまま行くと70ミリ近くのサイズになると思われますが、ケースがなく、不安を抱えながら小ケースにセット。もう1頭(こちらは13g)はとりあえずそのままのケースで(NISSOミニプラケ仕切つきの仕切はずし)くぬぎマットの詰め直しのみを行いました。そして、道具類を流しで洗っているとき。

「1500のビンでセットすればよいんじゃないか!」

と思いつき、2頭とも詰め直そうと思ったのですが。

。。。。その時、ゼリースプリッターを洗っておりまして。。。
何を考えたのか、スプリッター内部に手を入れて、汚れを指で落とそうとしたんですね。。。

そこには、カッターの刃がまるまる1本セットされており。。。

(ひええ、この先はイタくて書けない。。。。)

幸いにもKwAの左手の人差し指は、ゼリーのように分裂されるまではいきませんでしたが。。おかげで作業はここまででストップ。
週末持ち越しとなりました。。


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翌朝見たら、14g幼虫は、小ケース底の黒土層の中までもぐっていました。でもいまいちポジションが悪いんだよなあ。。やはり1500ビンか。。。

2003/10/10 [金] 詰め直し君その後。

黒土4センチ+くぬぎ(小ケース)の14g幼虫は、またまた最底で前蛹化のきざし。まずい。
ミニ仕切はずしのくぬぎ詰め直し13g幼虫は、良いポジションで落ち着いてるみたい。そこで蛹室作ってね^^。

2003/10/11 [土] 詰め直しの詰め直し。&ミヤマセット2nd割り出し

昨日の14g君、1500の瓶に移しました。
瓶の高さ半分まで黒土を詰め、上半分を2次発酵マットにしました。今見たら、見えないところに潜ってます。けっこうけっこう。

今日は東急ハンズに行って、樹脂封入お試し用樹脂を買ってきました。少量なので割高ですが、気泡の抜き方とか、昔やった模型製作のウデがなまっていないかどうか。この樹脂で本番行ければ大枚はたいて大量に買うのですが、「高透明樹脂」と銘打ってますが確かけっこう黄色くなったはず。経年変化も確認したいし(確か納戸の段ボールの中に昔これと同じ樹脂で作ったものがあったはず)。
とりあえずテストしてみます。ミンダネ使って。

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ミヤマ2ndセット割り出しました。
小ケースに、高さ10センチ以下のマット。下は黒土、上に粗めの1次発酵マット(マルカンのハイパーマット)の2重構造。表面に転倒防止用樹皮を少し置いただけの簡易セットに、WDミヤマ♀を入れていたものです。9/14に♀が★になったのを確認してから1ヶ月足らず。
結果、11頭の幼虫を回収しました。まあ、予想通りです。

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2003/10/12 [日] 樹脂封入の

テストの後半を行いました。硬化終了予定はあすのお昼。

んで、本番用に、大小ポリ容器を100均で購入。

産んでくれないメンガタのケースを移動。マットも変更。
もう2ヶ月生きてますが、メスは元気みたいです。

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夜中に、いつまで経ってもウンとも云わない、仕切りケースの2頭のノコ(シンペーさんのノコ兄弟)をとうとう暴いてみました。結果、片方は幼虫消失(←そりゃ出てこないわけだ)。もう片方からはちいちゃな♀が出てきました。

2003/10/13 [月] 1500ビンのミヤマ君、

下層の黒土の中に潜っています。底までは到達していません。よし。

樹脂封入実験的標本第1弾。失敗した部分もありますが、まずまずです。近々第2弾を。

2003/10/14 [火] コクワの産卵セットで幼虫発見。

マットの底に幼虫を見つけたので、材割出ししてみました。中から出てきたのは、大歯型の♂(爆。←親です)

幼虫はマット内に2頭ほどいるようです。材には食痕なかったので、マットに生んだんですね。まだ小さいのでしばし様子見です。
2頭とはショボイですが、まだいろいろいるのでまあ良いかなと。


樹脂封入ですが、虫の体につく気泡(というか、空気の層)を防ぐ、(樹脂剥離を防ぐ)ためにエチレン溶液(酸化エチレン?)がよいそうですが、取り扱い注意物質(平たくいうと発ガン性物質)だそうなので、あまり使いたくないなあ。そこまでしなくてもうまく封入できないかなあ。
ミンダネはその辺がうまくいかなかった(前翅と樹脂の間に空気が入った)ので、今、次のテスト躊躇してます。(試し用樹脂は少量しか購入してない&小型種で適当な標本がない)

本格的な機材を投資したり、業者並の工程を組んで完璧な「製品」を作る気はあまりないんですよね。手軽に、手頃で、なるべく状態のよいものを作る方法を模索しています。

しかたない。アカアシ君♂で試してみようかな。
けっこう綺麗な標本なのでもったいないですが。。。

2003/10/16 [木] 今週は「寝不足解消週間」(謎)

メンガタ・グラディアトール、ゆうべ♂がとうとう☆になりました。
なんか♀と再同居させたら数日でこうなってしまうとは。とうとう一度も目にしなかったのですが、交尾してたのかな。

♀はずっと潜りっぱなしだと思っていたら、けさ、エサを食べていました。初めて見たぞ。(まさか今起きたわけじゃないだろうな)
生んでくれることに期待します。

2003/10/17 [金] 続・樹脂封入

あいかわらず樹脂選定で悩んでおります。
エポキシ系…研磨しやすい。硬化が速い。価格が手頃。封入体との剥離の問題(?)。紫外線で変色。生のままでも封入できる(?)。
アクリル系…研磨が大変。硬化が遅い。価格高め。封入体に水分残っていると失敗する。

アクリル系は硬化時間がかかる分、気泡が抜けやすいかも。エポキシ系で起きる剥離の問題はアクリル系ではどうなのか?透明度は紫外線等で劣化しないのか?とか、情報がまだ足りないです。手近で製品を見つけられないのでテストもできなくて。。

とりあえずお試し用エポキシ樹脂が、小型種2頭分ほどあるのでこの週末に使用してみようと思います。

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グラディアトール♂、あの綺麗なメンガタ模様は生きてる間だけと聞いてましたが本当にそう。中胸にある黒い模様があっというまにぼやけて地色に拡散してしまいました。。でも完全体なので標本にしようと思いますが。。

2003/10/18 [土] サビカブ孵化!

今日はチョコドリさんが、メンガタ・グラディアトール♂を1頭届けに来てくれました^^(チョコドリさんどうもです)。★になった♂(やたら気性荒い)に代わって、残った♀と確実な交尾を!という作戦ですが。。。産卵ケースに潜った♀の所在がつかめません。。もし産卵していたらと思うと掘り返すのも躊躇してしまい、とりあえずの同居作戦。ただこの♂もそろそろ落ちそうなので。。。おーい♀出てこーい!

サビイロカブトBケース底に見えていた卵が消えてしまいました。。。
と思ったら、いつのまにかサビカブAケースの底に卵が!と、ほかにも3頭ばかり幼虫がみえます。やった。

夜、甥っ子が遊びに来たので、注意力散漫になってるKwAのかわりにちゃんと監視してくれよ、と蛹化間近(と思われる)のHBオオクワのビンを1本預けました。

2003/10/19 [日] 地区内の、、、

YOSAKOIチームの交歓会(演舞やら運動会やら)があり、この寒い中、駐車場整理や会場撤収などなんだかいろいろやっておりました。

帰宅してみると、きのう頂いたメンガタ・グラディアトールがいきなり交尾中。前の♂の2ヶ月は何だったんだ、という感じです。
♀に産卵の体力が残ってるとよいのですが。

樹脂封入パート2、実験アカアシ君。気泡や浮きの問題などはまあクリアできたのですが、虫と樹脂の表面剥離の問題がクリアできません。今回は大きくて平たい分、ミンダネよりよけいに剥離してしまいました。まだ研究の余地あり。

パプキン金♂×青♀最終報告、幼虫9頭でした。卵暴いてしまった5個のうち4個孵化したです。ほかにマットから見逃してたのが1頭。先に孵化していたのもいるので大きさはまちまちです。現時点で♂と思われるのは2頭。
親の♂はその後、赤♀とブリード。現在はホッチャレ状態です。

コクワケースも割り出しました。やはりマットからの幼虫2頭のみのようです。

2003/10/25 [土] プレステ2が、、

プレステ2が故障してしまいました。。。
修理に出すのがめんどい。。初期型だし、お金かかるようならいっそ買い換えちゃおうか。。

うーん気分転換に、サビカブ割り出ししてみたら、確か2頭はいたはずの幼虫が消えていました。。卵が6〜7個だけ。あまりにマットのコンディションが悪い(泥状)なので卵を別ケースに。親虫のマットも交換。。。

うーん気分転換に、アカアシ、ミヤマ、タカサゴノコ、本土ヒラタのケースのぞいてみたけど、全然産んでる気配なし。

うーん気分転換にメンガタ・グラディアトールのケースのぞいたら、メスは産卵で姿が見えないみたいだけど、雄にダニがついてました。。あわてて別ケースへ。

うーん気分転換に、パプキンセカンドセットのぞいたら、底の方に幼虫が見えました!3〜4頭見えた。もう少し間って割り出そう。

そうそう、昼間、佐賀産オオクワ(盆栽サイズ)を交尾させました。まだKwAんとこは暖かいので、産んでくれることを期待します。

2003/10/27 [月] 不思議なこと・メンガタ・♂ミヤマ★

KwAのクワ棚には、汚れたままのプリンカップとかがおいてあります。数は少ないですが、羽化したミンダネを取りだしたカップがそのままになったりしてるんですね。
で、空きプリンカップも少なくなってきたので、そろそろこいつらも洗って使おうとか思って、見たんですね。
プリンカップにまざって、250ccサイズくらいのプラスティックのカップがあったんですね。これも確かミンダネ羽化に使ったと思ったんですね。
プラスティックなので、中のマットが乾燥せずに、1センチ高くらい残ってたんですね。
なんか動いてるんですね。。。幼虫が3頭いたんですね。。。え?
なんで?こんなとこに幼虫がいるの?
何となくミンダネの幼虫に見えるんだけども。。。
あれこれ考えた結果、今年2月に羽化したF3ミンダネを交尾させたあと、余生を過ごさせるためにストックしてたことを思い出しました。その後成虫は別のケースに移し、今はもうその成虫もメスは全部(といっても2頭でしたが)★になってしまったのですが、どうやら、このプラカップに入れている間に産んだらしいです。そう、6月に生まれた151頭の兄弟です。つまり154頭生んだわけです結局。。
それにしても、マットが足りないせいか、まだ蛹になっていなかったんですね。兄弟は全部、成虫になったというのに。(しかも既に交尾・産卵しているというのに。)
我が家のミンダネはサイクル早いのに、こいつらの幼虫期間の長さといったら!(もちろん生まれたのも遅いのでしょうが、それにしても、潜り込むだけのマットがなかったせいなのか、ずっと幼虫をやってるわけです。他の兄弟の倍はかかっている。)かといってそれほど大きく育ってるわけではないですが。
とりあえず別々のプリンに移しましたが。
全然別の種類だったりして。。
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メンガタ・グラディアトールのケースに卵発見!新♂同居から10日。いやーよかったよかった。メスががんばってくれたみたいです^^。
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羽化不全の、あの、70ミリ台のミヤマ君。とうとう★になってしまいました。交尾は果たしたのですが。このケースはミヤマセットの3番目で、メスは先月既に★になっています。あとはひたすら待つだけです。果たして結果はいかに。