日々のつれづれ。
進行状況など、更新するまでもない記事。
  Azone Boys Doll Collection展 鴉天狗・狐の衣装のこと 2018年05月26日(Sat) 人形&模型とか
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Azone Boys Doll Collection展に、みえこさんとのコラボで参加しています。
衣装の作成を担当させていただいたので、衣装についてつらつらと。
お顔のほうはみえこさんのツイッターやブログのほうでご覧になれます。

鴉天狗も狐も、以前作成したことのあるテーマですが
アゾンさんでの展示イベントということで、
ちょっと特別に出来たらいいなと作業を進めました。

狐さんの特別な点は尻尾が3本モフモフしているところ。
着物に袴、水干(正しい名称かわからない)姿です。
狐さんの耳と尻尾のモフモフを見てやってください。
狐さんの衣装は作ってから少し時間があいてるので、画像とか何にも残ってないのです。
ベースになる衣類は何回か改良しながら作っているものだし、打ち合わせも尻尾3本で!で済んじゃったんだよなぁ。残念。

耳はヘッドにピンで刺して装着、尻尾はネオジム磁石で装備しています。
3本の尻尾はある程度形が付けられますので、ピンと伸ばしたり曲げたり出来ます。



次に鴉天狗。
衣装の形のラフのラフはツイッターにてお披露目していますが
そのあと、もう一回イメージを固めるために描いたのが
この記事の最初の画像です。
ヘッドに関しては完全にみえこさんへお任せしてるので
私が勝手に髪型や顔を付けてます。気にしない。(ポニテ男子もいいよね)

鴉天狗の衣装は
 ●袖無しの着物
 ●すそを絞った袴
 ●手甲
 ●脛あて
 ●上着
 ●ときん
 ●翼
 ●鴉の嘴マスク
 ●一本歯の下駄(これはみえこさんが作ってくれました。狐の下駄も同様。)

先に作ったのは黒のほうなんですが、必死に作っていたので画像が残っていないのです。

これは脛あて。すっとした脛がいいですなぁ。
金の細いコードをちまちまと手縫いで縫い付けてあります。
手甲も同様、手縫いで縫い合わせて縁を飾りました。

上着を着ていないとこんな感じ。
そういえば修験者とか天狗って、腰に毛皮巻いてたりしたなーと思い出してファーを付けてみました。
帯部分は袴と一体化してあります。後ろマジックテープで留め。

上着は透ける生地。
合皮と金属バックルをいろいろ使っています。


ときんと翼は軽量な樹脂系の粘土で作っています。
白のほうは購入してそのままの粘土なのですが、黒いものは販売されていないので、複数の粘土や顔料・メディウムなどいろいろ配合したものです。


翼は、羽を一枚ずつ作って貼っていくという地味な作業の末出来上がります。
上の画像は表側を張り終わった状態です。
この後乾燥させてまた裏側に羽を一枚ずつ…で仕上がります。
中心にネオジム磁石を入れてありますので、着物の裏に縫い付けたワッシャーとそれにくっつけた薄いネオジム磁石の磁力で着脱します。
他の衣装に変更しても、磁石で挟むようにすれば装着することが出来ます。
ときんは白の粘土を肉まん型に形成してラッカー系で塗装。穴を開けて通したゴムカタンで装着しています。

↑が完成した翼。
展示の際は背中側が見えないのですが、こんな感じになっています。
正面側からだとほんとに一部しか見えないんだよなぁ…



鴉の嘴マスクは石粉粘土で原型を作り、複製して作成しました。

少し磨いた後、黒は塗装後艶消しクリア、銀はメタルカラーに塗装、クリアを少し吹いてあります。銀は古びて少し荒れた感じに仕上げました。

合皮のベルトと金属のバックル、小さなホットフィックスを付けました。
顔に装着することも可能ですが、「首にかけた時にカッコいいといいよね」という話し合いの結果です。
ハシボソガラスじゃなくてハシブトガラスのほうですねたぶん。



全部着せてしまうと見えにくかったりする部分も、作った者からすると見て欲しかったりするので、こうして細々と説明させていただきました。

秋葉原から名古屋大阪、東京に戻ってきて池袋での展示という長旅のなか、どなたかといいご縁が結べますよう願っています。
鴉天狗、狐、そして柘榴と翠玉も、どうぞよろしくお願い致します。
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