介護に疲れていませんか・・改善する「知恵」がここにあります

【介護保険を利用した住宅改修はこちら⇒項目へジャンプします】

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 当社で行う「福祉ケアリフォーム」とは高齢者に限定した段差解消等のリフォーム工事とはちょっと違う意味をもっています。
 たとえば、事故や病気により障害をもった方が自分の力で生活できるような住宅や間取りを提案していくこと、またはご家族やご両親の食事入浴等を介助している介助者の負担をリフォームで少しでも軽減できるように提案していくこと、などが挙げられます。

 具体的な住宅改修の目的と方法の一例として次のようなものがあります。

 ○片麻痺の状態だが、自立して生活できるようにしたい
  → 主に水廻りの整備、移乗スペース、段差の解消、等

 ○車イスで家の中を移動できるようにしたい
  → 廊下の巾(回転スペース)、部屋の開口巾、移乗スペース、等

 ○訪問介護、移動入浴車へ対応できるような間取りにしたい
  → 外部アプローチの整備、搬入・設置スペースの確保、水栓・流しの整備、等

 ○無理なく介助できる浴室やトイレがほしい
  → 移乗・介助スペースの確保、等

 ○親が痴呆ぎみで、徘徊しても危険のないようにしてほしい
  → 転落防止、鍵の設置、水廻りの工夫、等




− 慢性関節リウマチに対応する改修方法 −

■慢性関節リウマチとは‥
関節のはれや痛みを主な症状とする全身病で原因不明。慢性的に進行し、 障害は少しずつ重くなります。女性に多く、関節が思うように動かせず (拘縮)、歩くことや日常生活が徐々に困難になってきます。

■段階別症状と住宅改修のポイント
段階@歩ける(歩行自立)‥不安定ながらも何とか歩いて生活ができる。杖を使用する場合もある。 全般的に足の痛みのために段差の乗り超えがむずかしく、床からの立ち上がりや低い椅子からの 立ち上がりもむずかしい。
【改修ポイント】
玄関や廊下、リビングなどに手の状態に合った手摺を設置。
段差は出っ張りをなくし、目立つ色に。洗面所、浴室、玄関に腰掛ベンチを設置。

段階A車椅子に乗り移れる、立ち上がれる‥自分で車椅子をある程度こげる。
車椅子からベッドや便器への乗り移りは一度立ち上がってできる。
足の痛みのため車椅子の座面は普通より高めにする必要がある。
【改修ポイント】
屋内用車椅子に対応した廊下巾、回転・移乗スペースの確保。
トイレ・洗面・浴室を寝室の近くへ設置するのが望ましい。手の届く範囲にスイッチを設ける。

段階B車椅子の移乗に介助が必要‥車椅子はある程度こげるが、車椅子からベッドや便器への乗り移り には介助が必要。全般的に日常生活の半分以上に介助がいる。

段階C車椅子をこげない‥たくさんの手伝いが必要で日常生活のほとんどすべてに介助が必要な状態。

【BCの改修ポイント】介助スペースの確保。ナースコール、汚物流しの設置。浴室にバスチェ アー、リフターの設置。

慢性関節リウマチは早期発見と治療により患者の70%程度は骨の変形・破壊はそのままにせよ、 関節の腫れ、痛みはなくなり進行が停止する「寛解」に持ち込めるようになってきたとも言われます。
しかし、完全に治ること(治癒する)は少なく、住宅の改修には、個別の症状の進 行に応じた将来的なプランニングが必要となってきます。

※大切なことは、一人一人それぞれ症状が違うということです。その特徴をどれだけ把握し、理解できるかが「福祉ケアリフォーム」の重要なポイントです。



− 高齢化に対応する改修方法 −

■私たちはいづれ年をとっていきます。体力も衰え、手摺や車イスに頼ることになるかもしれません。そうなったとき、介助が楽におこなえる間取りに改修すると、双方の負担を減らすことができます。

福祉ケアリフォームの提案@
福祉ケアリフォームの提案A




イラスト<弊社設計担当とケアマネージャー、ご家族立会いのもとご本人の意向を確認します>
ご家族の要望、ご本人の意向を確認し、プランニングへ反映します。
病状や身体状況、現在の生活のスタイルや工事の方向性などをケアマネージャーと確認し合い、指示を仰ぎます。
工事対象となる箇所を確認させていただきます。下地の有無や柱の位置などを調査します。

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<間取りの立案、補助具の選定>
社内チームによりプランの協議を行います。
現状に添った数パターンのプランを立案し、もっとも経済的で確実と思われるプランの提案をいたします。動作範囲の確認(手摺の高さなど)には本人様にも協力をいただく場合があります。

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<福祉用具の選択>
ギャッチベッド、ポータブルトイレなどの福祉用具の選択も検討します。近い将来、病状が変化すると考えられる場合、レンタルのほうが有利なことがあります。

打合せからプラン作成、施工に至るまで当社での責任施工です。よって、施工中の仕様変更、図面変更にもスムーズに対応できます。

※工事中は釘打ち・のこぎり等の騒音、大工等作業員の出入り、ほこりやにおい等が発生することがあります。施工には細心の注意を払いながら作業をおこないますが、対象者が高齢の方だと小さな物音でも気にされることが多いです。そのような場合は工事期間中のデイサービス利用などをご検討いただくことがあります。

※万が一、施工中に対象者の病状に変化があった場合、または入院その他となった場合の工事中止、延期等には柔軟に対応致します。


介護改修
***介護保険と花巻市の補助金制度を活用しましょう***

写真  おもに高齢者や身障者が自宅で安全快適な生活を送れるように手摺の取り付けや段差の解消などのバリアフリー工事を行うことです。

 これらの工事では介護保険制度花巻市高齢者等住宅改造事業費補助金制度を利用し、補助金をうけてのリフォームが可能な場合があります。

 詳しい内容については花巻市役所までお問い合わせください。


■介護保険での住宅改修費については‥
花巻市役所 長寿福祉課 介護保険担当 TEL0198-24-2111(内線580)

■花巻市高齢者等住宅改造事業費補助金制度については‥
花巻市役所 長寿福祉課 長寿福祉担当 TEL0198-24-2111(内線514)


★制度を利用出来る方、補助金額等についての概略はこちらをご覧ください《PDF》



 以下の工事は介護保険の対象になります 

 @手すりの設置 →安全に移動する。または体を支えたり、立ち上がったりの補助
 A床の段差解消(スロープの設置等) →つまずき転倒の防止。車イス移動のしやすさ
 B床の材質の変更(畳から板床への変更) →車イスの使用。歩きやすさの改善
 C引き戸への扉の取替え(ドアから引き戸に交換) →車イス出入りのし易さ。
 D洋式便器への便器の取替え →立上りのし易さ。体勢の安定。車イス移乗のし易さ

 E上記以外で個々の状況にあわせて改善する工事
※いずれの工事もケアマネージャーさんによる「理由書」が必要となりますので、ご担当のケアマネさんの協力をいただきます。




*** 介護保険制度、花巻市住宅改造補助制度を利用した住宅改修事例 ***

★介護保険を利用した施工事例 その@

★介護保険を利用した施工事例 そのA

★介護保険を利用した施工事例 そのB

★介護保険を利用した施工事例 そのC


☆福祉と建築のプロが的確にアドバイスいたします!


   ☆ ☆ ☆ ケアマネージャーの皆様へ ☆ ☆ ☆

     〜ケアマネさん応援隊!もう住宅改修で迷わない!〜

 当社では打ち合わせから設計、施工までを一貫して行います。
 図面の作成、写真撮影(施工前、施工後)、様式での見積書の作成、施工および現場管理まで必要な書類等をご用意できます。むろん、ケアマネージャーさんの指示・協力をいただいたうえで各作業の進行にあたります。



☆設計の変更や工事の追加は難しくありません
 設計図の変更や使用部材の変更・追加が発生しても迅速に見積書へ反映できます。また施工中には何かと不測の納まり変更や金額の増額といった事態が発生したりもします。
 このような場合には三者協議のもと、柔軟に対応させていただいております。
 ケアマネージャーの皆様にはスムーズな現場進行であった、と思っていただけるよう「確認」と「迅速な対応」を心掛けております。


☆工事についてはおまかせください!
 解体や施工、設備等について不明な点、疑問点があればわかり易く説明しますので気軽に声をかけていただければと思います。
 建築士と福祉住環境コーディネーターの有資格者が現場を担当します。



太田代組では『岩手県高齢者向け住宅リフォーム相談員』に登録した建築士が常駐しています

県では悪質リフォーム被害の防止を目的に、高齢者が安心して住宅リフォームや建て替えの相談を行えるよう、建築士を「岩手県高齢者向け住宅リフォーム相談員」として登録しています。
登録した相談員の名簿は、岩手県のホームページからいつでも閲覧できます。


登録建築士:
太田代幸一郎(一級建築士、福祉住環境コーディネーター)

↑岩手県が配布しているポスターです


りらくの家/福祉ケアリフォーム/耐震&断熱リフォーム/‥social-welfare&architecture
株式会社太田代組/株式会社太田代組一級建築士事務所
いわて木造住宅耐震改修事業者登録/岩手県高齢者向け住宅リフォーム相談員登録
お電話でのご用命は0198−23−2621にて承ります