2002年「爆産」詳細記録(その3・2003年7月以降)
7/16頃から、脚部等が茶色くなり、いつ羽化してもおかしくない状態だった人工蛹室の♂。けさもまだ仰向けで、しかももう完全に破水しているように見えるのに動きナシ。不全か、★かと思っていましたが。。。今日遅くに帰宅すると、羽化していました。後翅が完全にしまわれていないのが不安ですが、このあと果たしてどうなるか。頭部・大アゴはうまく剥けてないみたい。放っといて大丈夫なのかな。。。とりあえず様子見しているうち、数時間経つと、体色の変化とともに、後翅も納まり、脱皮もすすんでいきました。
頭部の皮が脱げずに心配。。。(7/18) 数時間後の姿。(7/18)その後、最終的な計測では62ミリでした。
人工蛹室で羽化した♂は、まる1日で完全に皮を脱ぎきりました。
ちょっとまずいで動かなくなっている3令幼虫。(10/9)
それから1週間。やはりというか。。。1頭がケースの底に居着いてしまいました。去年COVAさんがおっしゃっていた「ケースの底に黒土を詰める」(←黒土層に完全な蛹室を作らせ、羽化不全を防ぐ)という対策を実行することにしました。
掘り出した3令幼虫。皮下脂肪もたっぷりの14gB(10/9) 計測してみると14g。このまま行くと70ミリ近くのサイズになると思われますが、ケースがなく、不安を抱えながら、小ケースに黒土を高さ4センチほど詰め、その上に2次発酵マットを詰めてセット。もう少し黒土の量が欲しいところですが、あるていどくぬぎマットを詰めるためには小ケースではこれが限界。もう1頭(こちらは13g)はとりあえずそのままのケースで(NISSOミニプラケ仕切つきの仕切はずし)くぬぎマットの詰め直しのみを行いました(湿度はフタにはさんだ穴あきラップでキープ)。
ビンの幼虫は底より少し上(左)、ミニ仕切はずしの幼虫もまあまあの位置に。(10/18)
続く。